キャリアアップを目指すなら資格取得を目指そう

看護師として長く働いていると、キャリアアップを考えることも出てくるでしょう。その際には、認定看護師や専門看護師の資格取得を目指してみるのがおすすめです。

認定看護師は特定の看護分野について卓越した技術と知識を持ち、よりハイレベルな看護を身につけた看護師のことを指します。認定看護師は看護分野が21分野に分かれており、感染管理や緩和ケア、救急看護などそれぞれ自分が目指す分野の資格取得を目指すことが可能です。

求められる役割は指導、実践、相談の3つで、専門技術や知識をもって適切なケアを実践していくことが挙げられます。その分野の看護現場で、スペシャリストとして活躍できる資格です。突き詰めていきたい分野があるなら、認定看護師を目指すことでしっかりとキャリアアップを図っていけるでしょう。

一方、専門看護師は個人はもちろん、その家族に対してもハイレベルな看護ケアを提供できる知識と看護技術を持った看護師のことです。特定看護分野はがん看護や精神看護、老人看護などの合計13分野で指導や実践、相談、倫理調整、研究の6つの役割が求められます。

医師に患者、医療スタッフとの連携を取りつつ、その分野のスペシャリストとして活躍できる存在のため、一定の分野で活躍していくことを考えた場合におすすめの資格です。勤務先は病院に限らずクリニックや訪問看護ステーションなど選択肢がより幅広くなり、さまざまな現場で活躍できるようになるのも大きな魅力といえるでしょう。